NHKスペシャル「ある、ひきこもりの死」が他人事じゃなかった

11/29にNHKで放送された「ある、ひきこもりの死」を皆さんは観たかしら?

詳しい事は知らないけど、40歳以上になると行政の支援対象から外れるのよね。

自立支援かなんかだっけ?

そもそも、家族も本人も「ひきこもり」になってしまったことを「恥」と思うあまり、支援を求めないケースも多々あるって番組内で言っていたわね。

番組では親を失い、社会との繋がりがまったくなくなり、ひきこもりの当事者がそのまま孤独死していくまでの過程を放送してた。

あたしがびっくりしたのが、死因に「栄養失調」があったこと。

そんな状態になるまで、社会と繋がるのが怖くなってしまうのね。

ここで「助けを求められるか」が生死の境になるわけだけど、意外と難しいんじゃないかって。

そもそもさ、他人に「助けを求める」ってことは、一人で抱え込まないタイプの性格でしょ?

ひきこもりになるまで追い詰められる人って、生真面目で抱え込んじゃうタイプの性格だと思うのよ。

どんどん自分を追い詰めちゃうようなさ。

自分で言うのもなんだけど、あたしもあまり「助けを求める」って得意じゃなくて、どんどん抱え込んじゃうの。

そして最後には自爆して、周囲に一切の相談をせず、仕事を辞めちゃったりとかね・・・

きっと、番組で取り上げられた人たちも、似たような性質だったんじゃないかって。

あと、助けを求める相手を間違えちゃうと、どつぼに嵌まったり・・・

そもそも、あたしがこのブログを始めた頃って、社会に戻る気力が湧かなくて、家で細々と在宅ワークしてた頃なのよね。

それも、時間が掛かるわりには全然お金にならなくて、貯金が減っていくだけの毎日に焦りもしたけど、それでもやっぱり社会に戻るのは怖かった。

なんとか自分を奮い立たせて、今は不安定な非正規雇用でもお勤めはできているけど、最近はまた精神的に追い詰められる出来事が続いてメンタルが不調だったし・・・

こんな状態では、自分はまた社会から弾かれてしまうのではないか?

そして、家から出る気力が湧いてこないような日々に陥ってしまうのではないか?

「ある、ひきこもりの死」で観た光景は、けっして他人事ではない。

テレビの向こうの「自分には関係のない、かわいそうな人たちの話」ではなく、未来の自分なのかもしれない。

出口をみつけるのに難しい問題を見て、なんだかとても不安になってしまったの。

 

 

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