無料で譲ると惜しくなる卑しさ

ふきげんよう。

先日、家で20年以上ディスプレイと化していたブランデーを処分したところ…

事後報告したら母と口論になりました。

家に置いてあっても誰も飲まないし、かといってネットで調べてもわざわざ売りに出すほどの価値もないし…

それだったら酒も本来の用途で消費してもらったほうがいいと思うし、お酒が好きな人に譲ったのね。

そしたら、今まであった事すら忘れていたであろう母に、ぐちゃぐちゃ文句を言われてさ。

母のこの「言われるまで忘れていたのに、処分しようとすると文句を言って止めてくるパターン」にうんざりしていて、もう事後報告にしているんだけど、まあ手段を変えてもグダグダ言ってくるのは同じよね。

ただ、事前に報告すると不要物が溜まる一方だから、いくらかかはマシかと。

これさ、もしも高値で売れたとかなら、まだ文句も少なかったと思うのよ。

絶対に「無料で譲った」が気に食わないんだと思うの。

「ずっと忘れていてどうでもよかったくせに、損した気分になってる」

↑こんな感じでしょ?どうせ。

ほら、年寄りって「開運!お宝鑑定団」好きな人が多いでしょ?

あんな感じに、無駄に溜め込んでる物に思わぬ価値があるって、うっすら期待してるんじゃないかしら。

その証拠に「3,000円ぐらいでスーパーに売ってたよ」って言ったら、すぐ落ち着いてたもん。

あーやだやだ、でもさ。

いつまでも物を捨てられない人に一番の薬って

「調べてみたけど、今は全然価値がないみたいだよ」

が効果があるって学習したわ。

ずっと忘れていたような不要物なら思い出も何もないだろうから、この薬でなんとか対抗して断捨離できるかも。

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