2017年はこの漫画が来る!おすすめランキング

恋は雨上がりのように

みんな、漫画は読んでいる?
最近は、漫画原作のドラマや映画が多くて、日本の漫画産業ってほんとすごいわよね!

そこで、今回は2017年に話題になりそうな漫画を、あたしがチョイスしてみたわ。
実写化が難しそうな漫画もあるけど、日本の映画業界ならやるかもね。

なんせ、妖怪ウォッチも実写化していたし・・

12位:世界で一番、俺が◯◯/水城せとな

世界で一番俺が◯◯

柊悟、アッシュ、たろちゃんの3人は幼馴染の男子三人組。
お酒の飲めない3人は、時折カフェに集まり、気の置けない時間を過ごすのが癒やしの時間。

そこに、欅坂46風の謎の美少女773号が現れ、あるゲームへの参加を持ちかける・・

そのゲームとは、この3人の中で「不幸」を競わせること。
ゲーム終了時に最も不幸になった一人には、「セカイ」という神がかった組織が、どんな望みでも叶えてくれるという。

とにかく自分が一番不幸になるため、知恵を絞る3人。
773号を巻き込んで、いろいろ駆け引きする様が面白いわよ。

水城せとなさんは「脳内ポイズンベリー」も名作だけど、相変わらずセリフに臨場感があるわ。

11位:月影ベイベ/小玉ユキ

月影ベイベ

舞台は富山県富山市八尾町。
この町では伝統芸能「おわら」が盛んであり、名物になっている。

この町の人々は「おわら」を心から愛しており、大人から子供へと受け継がれている。
主人公は「おわら」を愛する地元の男子高校生・佐伯光。
高校では友人たち5人と一緒に、「おわらファイブ」と呼ばれるぐらいのおわら好き。

そんなある日、東京から一人の転校生がやってきた。
転校生の少女・峯岸螢子は光の伯父を「円くん」と慕う。
二人のただならぬ様子が気になってしまう光。

ひょんなことから、二人の距離はどんどん接近していき、円と螢子の過去が明らかになっていく。

八尾町がなんとも風情のある描き方をされているわ。
この漫画で「おわら」を初めて知ったけど、いろんな型があって奥が深い。
あたし的には物語のキーパーソン「円」が、なんとも色っぽいおじ様で素敵だと思うの。

10位:孤食ロボット/岩岡ヒサエ

孤食ロボット

今や、おひとり様が珍しくない時代。
◯☓フードカンパニーが運営する居酒屋ではポイントが貯まると、単身者の食事をサポートするアンドロイドをプレゼントしてくれる。

このアンドロイドは主人の生活スタイルから、足りていない栄養素を補えるレシピを提案してくれる。

まるで心があるかのような、個性的なアンドロイドたち。
食事のサポートだけでなく、主人たちの心にそっと寄り添う。

孤食の時代に、心が温まるようなほっとするエピソードが満載。

とにかく、アンドロイドたちが可愛い♪
基本的には一話完結なので毎回主人公が違うんだけど、その度に違うアンドロイドが登場。

それぞれ性格も違うけど、どの子も愛嬌があって、こんなアンドロイドが本当にいたらいいなって思う。

9位:先生の白い嘘/鳥飼茜

先生の白い嘘

主人公の原美鈴は24歳の高校教師。
内向的な性格で、生徒とも同僚とも距離を置いている。
美鈴には友人である美奈子の恋人・早藤との間に誰にも言えない秘密があり、弱みを握られている。

それがきっかけで、望まない関係を強要され続け、美鈴は心身ともに病んでいた。

先生の白い嘘

そんな中、担任生徒の新妻が問題を起こし、指導するために面談することになる。
新妻の起こした問題は美鈴のトラウマに触れるもので、思わず美鈴は新妻に本音をぶつけてしまう。

それをきっかけに、様々な人物を巻き込んで物語は動き出す。

鳥飼茜さんの作品って明るい雰囲気のものが多いけど、これはかなりダーク。
登場人物のほとんどが心に闇を抱えていて、それが一つ一つ丁寧に描かれている。
主人公以外の視点でも物語が進行していくから、ダレることなく楽しめるわよ。

8位:Bread&Butter/芦原妃名子

ブレッドアンドバター

主人公の深田柚希は元教師の34歳、現在は無職。
担任を務めていた生徒に陥れられそれがきっかけで学級崩壊、自信を無くし逃げるように教師を辞職した。

彼女が次に目指すのは「結婚」。
物語は柚希が婚活を意識することから始まる。

なかなかうまくいかない婚活・・・。
そんな日々の中、文具店でパンを焼く、変わった男性に出会う。
彼は原洋一、39歳。

柚希は洋一に出会って二回目、よく知りもしない彼へ衝動的に「逆プロポーズ」してしまう!
しかも、洋一の返事はまさかのOKだった。
結婚を前提に二人の交際はスタート、少しずつお互いの過去を知っていく事になる。

心に傷を抱える崖っぷちの主人公・柚希と、何かと謎が多い洋一。
どうして柚希は生徒に陥れられたのか?
洋一は何故、文具店でパン屋を営んでいるのか?

実は深い事情があるのだけど、二人の周りの人々や「パン」を交えて、少しずつ解き明かされていくね。
柚希と洋一がお互いを分かり合う度に、心の傷が癒えていく過程がいいわね。

7位:累/松浦だるま

累

この世のものとは思えないほど醜い少女・累。
彼女の母親は美しき大女優・透淵世。
既に故人だが、その演技力と美しさは伝説になるほどだった。

そんな母と似ても似つかない累は、学校では同級生から毎日のように陰湿な苛めを受けていた。

辛い日々に耐えかねた累は生前、母が遺したある言葉を思い出し、それを実行する。
母が遺した「口紅」には、それを付けて口づけを交わすと、相手と顔を取り替える力が宿されていたのだ。

累は自分を苛めていた生徒と顔を交換し、逆転を図る。
口紅の力で、彼女は迷いながらも野望を果たしていくことになるが・・

主人公の累は、母譲りの演技力を秘めているんだけど、顔は化け物のように醜い。
そこで、母の遺した「口紅」を使い、美しい女と顔を取り替え、舞台に立ち続けるの。

ただし、口紅の効果が持続するのは12時間。
時間がくれば、累は元の醜い顔に戻ってしまう。

伝説の大女優と言われた母・透淵世も、累と同じことをしていたのだけど、淵世はどうやら相手と永遠に顔を取り替えていたみたいなの。

母はどんな方法で、相手と永遠に顔を取り替えていたのか?
口紅には一体、どんな謎が秘められているのか?
先が気になって、どんどん読めちゃうわよ。

6位:おやすみカラスまた来てね/いくえみ綾

おやすみカラス また来てね

飲み屋で働いていた主人公の十川善十(24歳)は、酒の飲み過ぎで体を壊す。
静養しつつ、年上の彼女を頼って生活することになる。

体調は回復したものの、すっかりヒモになった善十に呆れた彼女からは、三行半を突きつけられる。

失恋した悲しみの中、あるバーに惹きつけられて入店。
あまりの心地良さにマスターにこのバーで働きたいと直訴。
優しく受け入れるマスター、善十の申し出に履歴書を持ってまた明日来るように言う。

善十が翌日お店に訪れると、そこにはマスターの娘がいて衝撃の事実を告げる!

なんとマスターは亡くなっていたのだ。

動揺する善十、マスターの娘は一連の出来事に不思議な縁を感じ、善十にバーのマスターになってくれるよう懇願する。
善十はマスターになることを決意、新たな生活が始まるが・・

ストーリーはもちろん面白いわよ?
いくえみ綾先生って言えばさ、やっぱ「いくえみ男子」じゃない♪
いくえみ綾先生の描く男子って、匙加減がちょうどいいのよね。
可愛くてかっこいいのよ。
そしてご多分に漏れず、善十も愛嬌たっぷりでかわいいの!

そして、そんな善十を取り巻くいろんな女性がいるんだけど、みんなタイプが違って面白い。
翻弄される善十が可愛くてニヤニヤしちゃうわ♪

5位:きみが心に棲みついた/天堂きりん

きみが心に棲みついた

自分に自信がなく、人前に出るとすぐにパニックになってしまう、主人公の小川今日子。

その挙動不審な様子をからかわれ、学生時代のあだ名は「キョドコ」だった。

大学時代、そんな自分を唯一、肯定してくれたのが先輩の星名蓮。

一見、優しい星名だったが、始めから今日子を弄ぶつもりだったらしく、結果的に傷付けられてしまう。
トラウマを引きずりながらも、社会人になった今日子。
挙動不審なのは相変わらずだが、理解してくれる同僚にも恵まれ、なんとか毎日をこなしていた。

しかし、職場の上司として、トラウマの元凶である星名が転勤してくる。
今日子へ異常に執着してくる星名、今日子の周りの人々まで陥れようとしてくるが・・・

主人公の今日子はちょっと特殊な女の子なので、あまり共感できないんだけど、駄目だと分かっているのに星名の罠に掛かってしまい、ハラハラさせられて放っておけない感じ。

作中に「吉崎」っていうキャラが出てきて、今日子を何かとかまってくれるんだけど、彼の視点が感情移入しやすいかもね。

星名のサイコパスっぷりがとにかく恐ろしくて、先の展開が気になること間違いなし。
回を追う毎に、星名の心の闇も明らかになっていくわよ。

4位:地獄のガールフレンド/鳥飼茜

地獄のガールフレンド

シングルマザーの加南(31歳)、真面目なOLの悠里(28歳)、モテ子の奈央(36歳)。
物語は、家を持っているけど家事が苦手な奈央が、同居人を募集することから始まる。

離婚したばかりのシングルマザー・加南は、保育園で友達ができた息子のために、転園しないで済む方法を探していた。
OLの悠里は長年住んでいたアパートの取り壊しが決まり、新居を探している所だった。

そこに、偶然にも奈央の同居人募集の貼り紙を見つけた二人。
奈央は二人に会って同居を即決。

こうして、タイプの違う3人の女性の同居生活が始まった。

地獄のガールフレンド

女子会をテーマにした漫画なら、今は「東京タラレバ娘」が流行っているわね。
あっちは三人とも独身のアラサー女子だけど、「地獄のガールフレンド」はタイプの違う女子が集まっているので、三人のうちの誰かに共感できるのではないかしら?

女子の本音を上手に描いていて、リアリティがあるわよ。
居間で三人集まって「あーでもないこーでもない」っておしゃべりするのって楽しいわよね。
あたしも、こんな同居生活してみたくなっちゃう。

3位:健康で文化的な最低限度の生活/柏木ハルコ

健康で文化的な最低限度の生活

主人公の義経えみるは、東京都東区役所に就職する。
新人の彼女の配属先は「福祉事務所」。
えみるは生活保護を扱う「ケースワーカー」として働くことになった。

えみるは、やや鈍感な所があるため、生活保護受給者たちの心の機微に気付けない事があり、失敗も多い。
落ち込みながらも試行錯誤し、周りの人に助けられながら、えみるはケースワーカーとして成長していく。

「生活保護の不正受給」って、よくニュースになるでしょ?
だから、「生活保護を受けるのって、けっこう簡単なのかな?」って思っていたけど、そうでもないのよね。

この漫画を読むと、そこら辺を分かりやすく解説してくれるから、勉強になるわよ。

それに、生活保護を受給している世帯って、いろいろと制約があるのよね。
子供がアルバイトして得た収入だって、きちんと報告しなくちゃいけなくて、もしもその義務を怠ったら、悪気がなくても規約に違反したことになってしまう。

その他にも、いろんなケースがあるけど、ケースワーカーって大変な仕事なんだなって、つくづく思うわ。

2位:波よ 聞いてくれ/沙村広明

波よ聞いてくれ

物語の主人公は鼓田ミナレ。
札幌在住の20代女性で、スープカレー屋に勤務している。
交際していた男性にお金を騙し取られ、居酒屋で泥酔するミナレ。

隣り合わせた見知らぬ中年男性に管を巻くも、実はその男性はラジオ局のディレクターで、ミナレの話を全て録音し、翌日のラジオで流されてしまう。

スープカレー屋で勤務中に、ラジオから流れてくる自分の声を偶然にも聴いてしまうミナレ。
慌ててラジオ局に抗議するも、ラジオ局のディレクター・麻藤に上手く丸め込まれ、なぜかラジオDJとしてデビューすることになってしまう。

とにかく、主人公・ミナレの弾丸トークがすごい!
漫画とは思えないぐらい臨場感があるし内容も面白い。
ミナレを取り巻く人々も、個性的でおかしな登場人物ばかり。
自然と物語の世界に引き込まれること間違いなし!

1位:恋は雨上がりのように/眉月じゅん

恋は雨上がりのように

17歳の女子高生・橘あきら。
一見、クールに見える彼女だが、実はアルバイト先のファミレスの店長・近藤正己(45歳)に片想いをしている。
寡黙で感情表現が苦手なあきらだが、なんとか店長に想いを告げたいと考えている。

彼女が自分を好きだなんて思いも寄らない店長、あきらのアプローチになかなか気付かない。
それでも諦めないあきら、努力の甲斐あって店長と徐々に距離を縮めていくが、いろいろと障害も多く・・・

主人公のあきらが、とにかくかわいい♪
長身の美人女子高生だけど、不器用でシャイ。ポーカーフェイスでいると、怒っているように見えてしまうため、必死の想いで遂げた店長へのアプローチも、自分への抗議かと勘違いされるあたり、かわいそうなのになんかおかしい。

どうして、あきらが28歳も年上の店長に片想いをしているのか?を軸に、あきらの過去も明かされていく。

そして、あきらの純粋な想いに動かされて、少しずつ店長の気持ちも変化していくんだけど、果たして二人が結ばれることはあるのか?

物語のポイントになっている「雨」の描写が効果的に使われていて、恋をしているなら天気が悪いのも、風情があって良い気がしてくるわ。

気になる漫画はみつかった?

以上で、あたしが選ぶ「2017年に来そうな、おすすめの漫画」の紹介は終わりよ。
もう有名な漫画もあるけど、実写化するならある程度、お話が進んでいないといけないし、まあまあいい所を選んだのではないかしら?って思っているわ。

それにしても、漫画って本当に素晴らしいわよね!
自分の全く知らない世界へ連れていってくれるんだもの。
漫画文化が栄えている日本に生まれてきて良かったわ、あたし。

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